Apr 5, 2023
『スキャンダル追求』に汲々とする立憲民主党/「総務委員会も止める」と地方交付税の支給を人質に/野党に華をもたせて本格論戦を回避できた自民党
参院での令和5年度予算の審議は、立憲民主党や共産党が中心となって放送法の政治的公平に関する平成27年の総務省行政文書をめぐって連日、高市早苗経済安全保障担当相に対する追及が続いた。立憲民主党の泉代表は、かつて就任時に「提案型にする」と発言していたが、結局スキャンダル追求型に。総務省文書について、ある立憲民主党の幹部は「小西氏は三振もするけど久々の大ホームランだ」と飛びついた。しかしながら一連の国会運営で得をしたのは、実は与党・自民党であり、自民党は「野党に華を持たせる代わりに本格論戦を回避」して楽々と予算を成立。これは馴れ合いの「新55年体制」かー
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